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キープラネットについて
代表・川野真理子


コラム「銀座物語」
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−銀座物語− 独立と人生は、キープラネットが発行している会報誌の巻頭に
代表の川野真理子が毎号掲載しているものをホームページに掲載しています。
※1998年創刊号から2005年39号までは「神宮物語」として配信していました。
  2002年8月28号 「ハラを据える」

 今年、キープラネットは個人事業からNPO法人になった。
 私は、異業種ネットワークの「代表」から「理事長」になり、事務所も3坪から17坪に拡大した。
 電話回線は6本になり、机だって5台に増えた。
 右腕となる常勤のスタッフとパートも決まり、いよいよ次のステージに向かって始動する。
 人・モノは揃ってきたが、カネはないのだから、あとは知恵と努力と集中力でカネを創り出していくしかない。
 10数人で始めた小さな勉強会が、よくぞここまで・・・と、感慨にふけっている暇はない。
 朝は早い時間に目覚め、7時30分には事務所に着いてしまったりしている。

  事務所が決まる、電話の工事を依頼する、什器備品屋を回る、赤帽さんを手配する等々、何かが決まっていくごとに、これから抱える責任の大きさと、出費の大きさに、一々、ハラを据えていかなければならないのだ。
出費の度にハラを2回据えると、ハラハラ・・・なんてバカなことを言っている時ではない。(笑)

  独立3年目の壁の一つは、実績や人脈は増え、忙しくなっていくが、まだ人を雇えるだけの売上には繋がらないことだ。
 私には勇気がなかったから、売上をあげない人材を雇って、固定費をかけることは出来なかったし、仮に雇ったとして、その人件費を払うために、仕事を増やし、今の3倍も4倍も働くだけの勇気は、とても出せるものではなかった。
 それに、その人が辞めたら、増やした仕事は全部自分に降りかかってくると思うと、考えるだけでゾッとしたものだ。

  NPO法人として活動を維持していくために事業収益を出したい、そして、目的である個人起業家がくじけないで、自分の事業を強くしていくために必要なものを創り出す機関として運営していきたい。
 どうすればそれが出来るか。

  まさに、私は私がこのキープラネットを維持運営していくためにぶつかる壁や事態を通して、個人起業家の課題を体験し、その中から解決につながる講座や場提供してきたのだった。
 事業を継続すると、待ちやら攻めやら、いろいろな決断があって、ハラは据えているつもりでも、どうやら私のハラは、ステージの高さと私の体重によって、据え替えていくらしい。

 キープラネットの第二幕は、おしゃれな街神宮前から、おじさんの街へと変わり、おじさん化してきた私には、ぴったりの西新橋物語として、さらに皆様に身近な起業物語をお伝えして行きましょう。

今度のハラは結構イケテルと思うよ!  乞うご期待です

  キープラネット代表 川野真理子
http://www.keyplanet.com/kawano/index.html 西新橋にて
 
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