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キープラネットについて
代表・川野真理子


コラム「銀座物語」
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−銀座物語− 独立と人生は、キープラネットが発行している会報誌の巻頭に
代表の川野真理子が毎号掲載しているものをホームページに掲載しています。
※1998年創刊号から2005年39号までは「神宮物語」として配信していました。
  2002年6月27号 継続と成長

 「満足したら商売は停滞じゃなくて、下降するんだってことを初めて知ったよ」と、会員が言った。彼は商売を始めて10年間、ずっと努力を続け、一度も赤字を出したことがなかったという。ところが、昨年初めて赤字を出した。その原因を、彼は「満足」だと言った。何の特技もないこんな自分でも、仕事はなんとか順調だし、去年は本も出した。これ以上何を望もうかと、現在の自分に満足したことが原因だと思うと言った。

  ちょうどその前日、キープラ主催の経営講座で、ビジョンがないと目標を達成したあと向かっていくものがなく、どんどん下がってくるから、3年後、5年後のビジョンをきちんともっておいた方がよい、という話しを聞いたばかりだったので、実話とあわせてビジョンの大切さを生で理解したのだった。彼は再び大きな目標を掲げて動き出している。

  これでよいと思ったらお終いだ、とよく聞くけれど本当なんだね。

  今春、大学で起業の話しをする機会があった。「自分さえ諦めなければ、人は40才でも50才でも成長するんですよ。だから夢を諦めないでずっと追い続けてほしい。成長に年齢制限はないんですから。」と話した時、彼女たちは一斉にメモを取った。つられてこちらまで一緒にメモを取りそうになった。(笑)
 特別に秀でた能力がなくても、情熱と、集中力と、そして目標や課題をもって一つのことを続けていれば、普通の私たちでもだんだんノウハウはたまってきて、力はついてくるのだ。

  継続力という力は、秀でた能力や瞬発力よりはるかに有能な力であり、そのために人はいろいろ努力をする。
「継続は力なり」って、たったこれだけのことを本当にわかるのに、私は4年半もかかった。4年半もかかったけれど、誰でも諦めなければ形になるということを信じられるようになった。
 やめないで、時間はかかっても、自分らしい目標と人に比べない自分らしい価値を早く見つけて、進んでいきましょう。それが何より、継続と成功と幸福につなげる一番の方法なんだから。

 キープラネットはNPOとして法人化しました。NPO法人って、どんな味がするのかな? 組織を知るって難しいのかな。社会価値の創出って何かな? 興味津々の第二幕は上がりました。

 皆様には、変わらずご支援くださいますように、今後ともキープラネットをどうぞよろしくお願い致します。

  キープラネット代表 川野真理子
http://www.keyplanet.com/kawano/index.html 神宮前にて
 
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