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キープラネットについて
代表・川野真理子


コラム「銀座物語」
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−銀座物語− 独立と人生は、キープラネットが発行している会報誌の巻頭に
代表の川野真理子が毎号掲載しているものをホームページに掲載しています。
※1998年創刊号から2005年39号までは「神宮物語」として配信していました。
  2002年2月25号 こだわり

 こだわり、ありますか?

 自分の中にこだわりや課題をもっている人は、いつも心の中で「なぜだろう、どうしてだろう」とその問題を気にしている。なぜだろうから「いや、私はそうは思わない。だからどうしようか」と解決と方法を具体的に模索している人もいる。
 人から見れば結果の見えない解決でも、解決に向けて努力する過程こそが「自分らしく生きる」ことに繋がるのではないだろうか。

  何かが解る時は絡まっていた糸がスルスルとほどけるように読めたり、これまで自分にふりかかってきた出来事のすべての意味を理解したりする。しかも、それは少しずつ解るのではなく、ある時いっぺんに、瞬時に理解できたりするからおもしろい。
 自分のこだわりに解決をもたらすものは、検索や情報の宝庫からの発信ではなく、たった1人の人や、たった一つの言葉だったりする。こだわりは、出会いを作り、出会いはこだわりを発展させて成長につなげる。
 解決や理解は、現在だけでなく未来をも変えていく力を持ち、時としては過去さえ変える。

  だから、自分の中のこだわりはずっと大切に、ずっと持ち続けた方がいい。もし、あなたが「起業」を考えているのだとすれば、それはもっと大事なことでいいことなのだ。
 なぜならば、そのこだわりこそが起業の素を作り、そのこだわりこそが事業と自分の成長を目指していくきっかけになるだろうから。

  私のこだわりは「個人でスタートした起業家が、次のステップに移って事業を成功するために、絶対にうまくいく方法がある。それは一体なんだろうか。どうすれば個人のビジネスで売上を上げ、納得した事業ができるのだろうか」ということである。しかも、「起業」の結果は絶対に幸福でなければならないし、自分の幸福は自分で決めたいから、起業のやり方も形も自分らしくありたいと思っている。

  だから、ベンチャーだって、SOHOだって、NPOだって、個人事業主だって、フリーランサーだって、世間がなんと言おうとみんな自分らしい進み方と儲け方があって構わない。拡大だけがビジネスじゃないさ。非営利だけがNPOじゃないさ。

  何かにこだわっている人は、その人らしくてとても素敵です。
 幸福と起業にこだわっている私も結構素敵です。

 あなたはこだわりを持っていますか。
 それはどんなこだわりですか

  キープラネット代表 川野真理子
http://www.keyplanet.com/kawano/index.html 神宮前にて
 
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