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キープラネットについて
代表・川野真理子


コラム「銀座物語」
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−銀座物語− 独立と人生は、キープラネットが発行している会報誌の巻頭に
代表の川野真理子が毎号掲載しているものをホームページに掲載しています。
※1998年創刊号から2005年39号までは「神宮物語」として配信していました。
  2001年12月24号 起業応援歌

 生活の知恵もエネルギーも十分に蓄えた女性たちが、もう一度働きたいと思っても現実は厳しい。彼女たちの眠ったままの有能な能力は開発されず、社会の損失は長く続いている。年齢の負い目とブランクへの不安、そして即戦力のスキルのなさから自信と希望をもてない中で、多くの女性は「経済」よりも「自己実現」を求めて迷い始めている。

  「もう40才だから仕事がなかなかみつからないんです」と聞くたびに、つい「年齢ごときで自分の人生を狭めてしまっていいのか!」と私は怒っている。「そんなに儲からなくてもいいんです」と言って、自己実現のために起業する人はまだいい方なのだ。「自己実現型であろうがNPOであろうが、ビジネスとして起業するのに『そんなに儲からなくてもいい』はないだろう!」とムッとしていた時期もあったけれど、年齢差別に可能性を捨てている人をみたら、それだってまだいい方なんだと変に納得をして、心の広い大きな人間になってきた。(笑)

  「起業」という働き方は世間に存在する学歴や性別年齢などの不要な条件に振り回されなくてもいい職業である。「私40才だから売上があがらなくって」と言っている起業家にはお目にかかったことがない。年齢・性別ばかりか、起業業界では前職の肩書きもさっぱり役に立たないし、持ち家か賃貸か、配偶者の有無、子どもの有無など、それらのアクセサリーは用をなさない。

  それらが用をなさないのだから、起業する人はみな、自分自身の中から自分の武器を探そうとする。だから、逆に言うと、自分をみつめることを抜きにして起業なんか出来るはずがないのだ。降りかかってくる責任と結果と喜びを引き受けるために、自分の両足で立つ覚悟と勇気が必要になる。副業や在宅などという片足立ちはいけない。

  起業した彼、彼女らは起業後もずっと自分の生き方を、仕事を通して見つめ続ける。そして仕事から生まれる成功や失敗などの「行動」の中から自分の生き方の価値観を確認し、学び、さらに自分自身の可能性に挑戦していく。

 こんなにおもしろい人生が待ち受けているというのに、年齢ごときで本当に自分を小さくしてしまっていいの?

 人生は、自分が決めた選択行動と情熱と生きる力をかけあわせて、今日という日を毎日折り重ねていく。

  自分らしく生きることを決めたら、キープラネットにいらっしゃい。私たちは自分の足で立つことを決めた人たち同士で、ビジネスを楽しみます。仕事人と遊び、仕事を楽しみ、そして強くしていく過程をもって幸福な人生を味わいたいと強く願っています。

 新しく始まる2002年の「今日」という一日一日を大切に過ごして人生を謳歌していきたいと考えています。新年もキープラネットをどうぞよろしくお願いします。

  キープラネット代表 川野真理子
http://www.keyplanet.com/kawano/index.html 神宮前にて
 
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