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キープラネットについて
代表・川野真理子


コラム「銀座物語」
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−銀座物語− 独立と人生は、キープラネットが発行している会報誌の巻頭に
代表の川野真理子が毎号掲載しているものをホームページに掲載しています。
※1998年創刊号から2005年39号までは「神宮物語」として配信していました。
  2005年7月40号 「みんな通る道」

銀座の事務所は窓が大きくて、光がたくさん入る。明るい光と一緒に「希望と覚悟」という名の光も、毎日入ってくる。
これまでのアーリーステージは直感と馬力で乗り切れたけれど、これからの銀座物語は違う。今までの、勢いとパワーだけでは乗り切れない第2創業の入り口なのだ。

戦略と勝算はあるの?と苦しい自問自答を繰り返しながら、それでもあえて移転に踏み切ったのは「人と人が出会う場を大切にする」という部分への投資を覚悟したからだ。“出会う場”では様々なことが起こる。不思議な縁もある。

先日、静岡の友人が訪ねてきた時だった。ちょうど事務所に人捜しの依頼が入り、運良く彼の地元の知り合いを紹介してくれた。が、翌日、依頼の条件が変更になり、仕事で静岡から上京する予定に合わせて、顔合わせをするというアポがなくなった。友人はがっかりした。「彼はすばらしい人で、彼がだめでも、彼の後ろにすごい人が一杯いるから、川野さんが大きくなっていくために、縁を切らずに繋ぎ留めておいてほしかった」と残念がった。
でも、どんなにすごい人でも、縁のない人とはないんだから、それは仕方がないことだ。

ところが、夜、その人から電話がかかってきた。「川野さんのところは、銀座1の19の14ですよね? 実は今、仕事で行く打合せ場所を確認していたら、僕が行く所は同じ銀座1の19の14になっているんですよ。」「えっ?」「8Fです。8Fのキープラネットの会議室なんですよ!そこで僕は、福岡の人と打合せをすることになっているんです!」と彼は言った。聞くと、キープラネットの会員ではないか!信じられない偶然だった。神様はこの場に人を呼び寄せて偶然の種を蒔き、たくさん必然を起こそうとしているのかもしれない。育つまでには時間もかかるし、すぐに形にならないものもあると思う。
でも、覚悟したのだから、耐えて踏ん張っていこう。

ある時、先輩社長が言った。「回収できない不安、支払いへの不安、儲からないことの不安。それらは、起業家が次のステージに上がるために必ず通る道だよ。この道を通れないと挫折だ。挫折の一番の理由は、信念を持っていないこと。信念と使命がなければ困難に直面した時、人は揺らいでしまうから。本当の信念を問われるのはここだよ。」と。

ステージが上がるたびに、信念も使命もりっぱになっていくのねぇ、事業も人も成長していくのねぇって、人ごとのように感心している場合ではない。
経営者は大変なこともたくさんあるけれど、いい仕事をしたときの喜びもまた大きい。だから、めげないで越えよう!支えが必要なときには支え合おう!
キープラはそんな強くて優しくて大きな経営者のコミュニティの場でありたいと願っています!

  キープラネット代表 川野真理子
http://www.keyplanet.com/kawano/index.html 銀座にて
 
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