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キープラネットについて
代表・川野真理子


コラム「銀座物語」
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−銀座物語− 独立と人生は、キープラネットが発行している会報誌の巻頭に
代表の川野真理子が毎号掲載しているものをホームページに掲載しています。
※1998年創刊号から2005年39号までは「神宮物語」として配信していました。
  2000年8月16号 失敗と納得と挑戦

 何かを起こす時はいつも頭の中で「成功の秘訣は下準備にあり」と自分に言い聞かせて始める。小さなイベントは特別なスキルがなくても情熱と知恵と下準備で誰でも 大方はそれでうまくいく。何のキャリアもない0から始めた私が得た基本法則だ。

  でも、それなりの下準備をしてもうまくいかない時もある。たとえそれが外からみて成功だったにしても、自分の中でどうしても納得できない、「もう一度チャレンジ してやる!」という経験は、みんなもっていることだろう。

  去年、百名を目指したセミナーに七十名しか集まらなかった時がそうであった。講師との打ち合わせもばっちり、経験豊富、テーマ・内容も優、参加費も適正価格。百名越してもいいように二部屋を分割して準備万端整えて当日に備えた。

 それなのに ・・・である。

  結局、一部屋使用にしたため満席となり、一見大盛況となった。参加者は「おもし ろかった。来て良かった」と言い、講師には「よく集めましたね」と言われ、確かに 成功したはずであった。それなのに、私の中では全然納得していない。何で百名に満 たなかったのか悔しさで一杯だった。集客は頑張った。すごいプレッシャーを感じな がら、後半は時々蕁麻疹が出るくらいに頑張っていたのだ。今頃になってわかること だが、結局、五、六十名集めるいつものやり方と、百名以上集めるときのやり方を、 準備期間も告知PR先も同じように考えていたからだった。ああ、恥ずかしい。

  やると決めたら真剣にやる。すると、自分の力が全部結果に跳ね返ってきて、実は とても嫌な感じ(笑)だったりおもしろかったりするけれど、成長を望むのであれば 、退くも進展、進むも進展で、やっぱり中途半端が一番進展を阻む。決心せよ、決意 せよと自分に言い聞かせる。

  独立して自分で事を起こしている人は、どんな人でも「賭け」をしている。採算ラ インを満たなかったらどうするか、やるかやらないか、仮に失敗したらこれくらいの失敗ですむとリスクを考えて、そうならないように頑張る。その賭がきっと心地よい のだろう。逆に言えば、自分との賭けが出来ないような人は独立に向かない。

 自分の力の結果が自分に確実に反映するのだから、周りに落ち込む人が多いのも当 たり前か。落ち込んでは立ち上がり、立ち上がっては力と自信をつけ、それを性懲り もなく何度も繰り返している。みんな同じで、独立者はみんな結構かわいい。 チャレンジ、チャレンジ!落ち込んでいる自分にうっとりしていないで、適度なところで抜け、また次の失敗に向かってチャレンジしようぜ!失敗は成功の母だからネ

  キープラネット代表 川野真理子
http://www.keyplanet.com/kawano/index.html 神宮前にて
 
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