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キープラネットについて
代表・川野真理子


コラム「銀座物語」
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−銀座物語− 独立と人生は、キープラネットが発行している会報誌の巻頭に
代表の川野真理子が毎号掲載しているものをホームページに掲載しています。
※1998年創刊号から2005年39号までは「神宮物語」として配信していました。
  1998年2月 創刊号 「念ずれば花ひらく」
 坂村真民という仏教詩人のお言葉の中に「念ずれば花ひらく」という詩があります。たった8文字のこの言葉が好きで眺めては念じ、念じては眺めて二年が過ぎました。最初は「どうか私に人の役に立ち、自分が心から満足して楽しいと思える仕事に出会いますように」と両手をあわせました。その後、具体的なものが企画書という紙の上に書けるようになりました。今、仕事を通して成長したい人や、社会に貢献して働いている人たちが豊かな人生を送るために必要なものを提供するネットワークとして、念じ続けてきた小さなつぼみがつきました。

   私はこれまで、フリーランサーや請負、在宅ワーカー、派遣、起業休眠も経験し、二十年働いてきました。その間、実に様々な不便や不安がありました。このネットワークでは、私がその当時必要としたにも拘わらず準備できなかったものや、会員さんの希望に応えられるものをたくさん提供していきたいと思っています。かつて私がずっと求めてきたことは、もっと気軽に弁護士さんや税理士さんに相談したい、今このセミプロの時にこそ経営のプロのアドバイスがほしい、こんなこと誰に聞けばいいのだろう、仕事が溢れて困っているのにプロの助け合える仲間がいない、一人で営業も経理も広告もするのは大変、いろんな職種の素敵な人たちに出会いたい等たくさんありました。私と同じように求めて頑張っている人たちが一杯います。法人にしないフリーランサーや個人自営の人もとても増えています。ネットワークに参加することで、同じように思っている人たちの思いが実現し、スキルアップにつながるのであれば、私は自分の時間をずっとネットワークの運営に使いたいと思っています。ようやくふくらみ始めたこのつぼみを大胆かつ積極的に、強く優しく、愛のお水をたくさんあげながら咲かせていきたいと思います。その花が大きな輪になって広がることを夢見ながら。

   キープラネットのキーは「手がかり」の意味です。プラネットは惑星や遊星を意味し、宇宙の時代に入り人の価値観が変わってくることを期待しています。ワークショップは仕事場または自主的参加の研究集会を意味します。ネットワークを拡げながら、心に沁みる人脈をつなげましょう。常にスキルアップしながら、この会を手がかりに人生を謳歌してください。そのために必要なものをみんなで声を出し合って準備していきましょう。分科会活動を通してあなたのやりたいことや夢を実現させるために力をあわせましょう。わたくしには、何の経験もなく、後ろ盾もなく、あるのは念じ続けてきた熱い想いだけですが、仕事を通して成長したり、社会に貢献して働いている人たちの人生の創造に力を貸すために、多くの方におつきあいいただければと思います。どうぞキープラネットに参加し、あなたのお力も貸してください。

   日本では心清き運動や、社会的意義の高い活動は「清貧」なところが多いようですが、社会的意義が高ければ高いほど、適度に豊かでなければならないと思います。キープラネットは志を同じくする人たちの情報交換、スキルアップの場、素敵な人たちと出会う場であり、NPO的ではないかもしれませんが、この活動が人々に必要とされるのであるならば、やはり継続して存在していかなけばなりません。継続のためのネットワーク理念、拡大のための魅力、つなげるための人対応能力をきちんと実践の中から学びたいと思います。そしてそのプロセスを思いっきり楽しもうと決めています。ネットワークの運営も、自営業の成功も、NPOの事業化もつまりは同じ目的に行き着くのではないでしょうか。会社勤めの方や、フリーランス、自営、これから働く人も、仕事を通して社会貢献するみなさまと共に手をつないで豊かになりましょう。

 

二十一世紀に希望をもって、夢をあきらめないで、できる、できると念じながら、しばらくおつきあいくださいますよう、よろしくお願いいたします。

  キープラネット代表 川野真理子
http://www.keyplanet.com/kawano/index.html 神宮前にて
 
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