スタッフの悪い面ばかりが目につく。でも相談相手がいない。経営は向いていないのか、と |
人材育成の専門家と出会って、スタッフ教育を即、依頼。
私もプラス思考に変身ですよ。
独立して3年目、スタッフとの隔たりを感じていました。孤独でしたよ。なぜ私は人に恵まれないんだ、と落ち込んでばかり。でも私の知り合いに経営者は皆無。悩みを共有できる相談相手もいなかったんです。それで、キープラネットの会員に。経営に関する知識を得れば、イジイジ状態からも脱皮できると考えたんです。
入会してある時、頻繁に流れてくるMLを見ていると、コーチングを行う、ある会員が発言していました。その言葉選びがとっても素敵で、思わず「コーチングを生かした子育てセミナーを共催しませんか?」と誘ってみたんです。それからですね、私が前向きになれたのは。その人には、私一人で抱え込まないよう、第三者という立場で、スタッフの良き相談相手になってもらっています。外からの風が私にもスタッフにもいい刺激になっていますね。
入会前の私は、事業を難しく考えすぎていたのかも。今はスタッフのいい面をたくさん発見できる前向きさを取り戻しました。もうイジイジ状態からは完全に卒業。だって、私には心強い仲間がたくさんいますから。
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仕事につながる人脈が第一。「士業たるもの」という古い意識も染みついていましたね |
女性の直感的発送にブッ飛び、ビジネス感覚も変わりました。
私らしさを全面に出してます。
社会保険労務士はライバルが多いので、新規の顧客開拓が必要と、仕事につながるネットワークを探していました。それで選んだのが、キープラネット。
ところが、いざ入会してみると、めったに仕事にはつながらない(笑)。しかも、女性やクリエイティブな業種の方など、普段はなかなか出会わない、いわゆる右脳系の直感で物を言う人が多いんです。最初は、かなり面食らいましたね。
象徴的だったのが、会員の仕事情報冊子に掲載する自分の写真を選んでいた時。私はキリッとした表情の写真が“士業らしく”ていいと思っていました。しかし、女性陣は、ニッと歯を見せて笑う写真のほうが“ボクらしい”と力説するんです。それで、ハッとしましたね。社会保険労務士って、まだまだ「先生」なんていわれちゃう業種でしょ?そういう古い感覚が、私にも染みついていたんだなって。だから今は“自分らしさ”が私のウリ。スタイルを変えてからは、仕事の依頼も増えてきましたし、顧客への接し方も変わりました。
キープラネットに入って、本来の自分を取り戻したというか、どんどん脱がされたというか…。裸同然ですよ、今の私は(笑)。
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営業先ではデキる人という顔。会社に戻ったら、社長の顔。ホッとする場がなかったのよ |
勝手知ったる事務局内に、オフィスを間借り。
ホント、気がラクです(笑)
もともと、代表の川野さんとは顔見知りで、いつか会員になろうとは思っていたんです。結局、入会したのは2度目の起業をした時。1度目はオフィスを構え、そこに従業員全員が出勤して…というスタイル。それを今は、スタッフ各人が自宅など好きな場所をオフィスにして、打ち合わせが必要な時だけ会う、という形態に変更。拠点になるオフィスは、キープラネット事務局の一部に間借りすることにしたんです。
その理由のひとつには、事務局のある場所が、クライアントの多い新橋というのもありました。でも、最大の理由は、事務局だと気がラクだから(笑)。以前は、オフィスに戻ったら、部下に対して社長の顔をしなきゃいけないし、営業先に行けば、「会社」の看板を背負ってるわけだから、自然と気が張っちゃうでしょ。記を抜ける場がなかったの。だから、勝手知ったる事務局に席を置いちゃおう、と。
営業途中に事務局へ寄って一息入れて、さて、次の営業先へ行くかと気合いを入れ直す。私が不在の間は、電話代行をしてもらう。得意な営業だけに専念できるんです。自分に合った働き方をキープラネットにかなえてもらってますね。
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