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キープラネットについて
代表・川野真理子


コラム「銀座物語」
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−銀座物語− 独立と人生は、キープラネットが発行している会報誌の巻頭に
代表の川野真理子が毎号掲載しているものをホームページに掲載しています。
※1998年創刊号から2005年39号までは「神宮物語」として配信していました。
  1999年 8月10号 「メイル依存症にご注意!」

 パソコンを買う人に一番先に覚えたいことはなあに?と聞くと、インターネットにつないでメイルを送ることだという。個人でもそんな時代なのだから、今やメールアドレスをもたない独立自営業は「本当に仕事する気あるの?」と言われても仕方がない。

  企業では、Eメイルマーケティングという名前のマーケティングも登場し、メルマガやML(メーリングリスト)も日に日に増えているようだ。

  メイルは確かに便利であり、コミュニケーションツールとして、もはや欠くことができないツールとなっている。

  本当に、確かに便利なのだ。便利すぎるからついメイルで用事をすまそうとする。私は今メイル依存症になっているかもしれない。情報収集もメイルかインターネット。外部の打ち合わせ、お礼、スタッフへの連絡や報告すべてメイルで行っている。相手の貴重な時間を拘束しなくて済むし、わざわざ電車代と時間を使って出かけなくてもよいから大変便利だと思って使っている。

  その結果、どんなことになっているかというと、一日中パソコンに向かって依頼文を書き、メイル原稿に訂正を入れ、メイルで指示し、メイルで送る。電話ですむことなのに、「メイルって時間がかかりすぎるのよね」とぶつぶつ言いながらもわざわざメイルで送る。仕事を片づけたときのあの爽快感、一段落というものが感じられない。

  ちょっと前までは違ったのだ。電話をかけてアポイントをとり、わざわざ出かけて行って、打ち合わせをしながら話をする。ついでにお天気の話もする。終わるときには「それではよろしくお願いします」といって頭を下げ、次の電話では「先日はありがとうございました。お会いできてよかったです」「いやいや、こちらこそ、どうもお世話になりました」と挨拶をする。あぁ、たったそれだけのことが妙になつかしくなってしまった。メイルって人に会えないのよね。会えばその人の風も匂いもわかるのに。

 コミュニケーションの基本は、やっぱり「人は会うがいい」。そして次は「人は電話で喋るがいい」。メイルはその合間に使う従のコミュニケーションツールであり、決して主にしてはいけないツールなのだと思う。さぁ、行きすぎた私のデジタルの針を少しアナログに戻そう

  キープラネット代表 川野真理子
http://www.keyplanet.com/kawano/index.html 神宮前にて
 
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