毎年11月の第３木曜日はボジョレーヌーボーの解禁日です。フランスではヌーボーを載せた馬車がシャンゼリゼを走り抜けて、出来たばかりの新酒をパリに運んでくるそうです。 一年もあと一ヶ月と少しで終わりという中で、今年収穫したばかりのブドウで出来たワインを味わうのは何かホッとする気分も手伝うのでしょう。今年も無事に新酒が飲めるというお祭りムードがパリ中にあふれます。 日本は世界でいち早くヌーボーが飲める国のひとつです。総生産量の約4分の1がジャンボジェット機に乗ってやってきます。 今年は、キープラネットの皆さんと一緒に、この陽気なお祭のお酒であるボジョレーヌーボーを楽しく味わいたいと思います。 何故こんなにヌーボーがもてはやされるのか？ボジョレーとはどこのどんなワインなのか？ ヌーボーの作り方は？どんな人たちが作っているのか？どんなお料理と合うのか？新酒はいつまでに飲めばいいのか？ 忙しい毎日の皆さんですが、この夜は新酒のワインを片手に少しワインの知識を増やしてみませんか？きっとワインを飲むのがまた楽しくなってきます。
森山 英子（もりやま えいこ）
1990年に渡仏。3年半のフランス滞在中にワインの魅力を知る。 パリ・リッツホテル・エスコフィエワインコースを終了。 ブルゴーニュ・シャトー・アンドレ・ジルツナーにてワインを学ぶ。 帰国後、（社団法人）日本ソムリエ協会のソムリエ資格を取得。 2002年、ブルゴーニュ観光協会よりブルゴーニュワイン親善大使の認定書をいただく。 現在、ワインセミナーやワインコーディネイトをフリーで行なっている。 2004年、ラジオNIKKEI 出演、ビジネスマンのためのワインセミナー。 2005年、「スペインワインとクラッシックギターの夕べ」主催。 2006年、「音楽とワインの会：春のまほろば」セミナーソムリエ 横浜港北東急カルチャーセンター講師、（株）ヒューマン・アカデミー 非常勤講師。
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