橋 昌邦(たちばな まさくに)
株式会社アフタヌーンソサエティ
東京理科大学理工学部卒業。卒業後、2年ほどパリに遊学。帰国後、写真展「街の記憶展」を開催する。カメラマン、システムインテグレーター、WEBデザイナー、飲食店スタッフ、古本屋店長などを経験した後、1995年に(株)アフタヌーンソサエティに入社。以後、様々な建築プロジェクト及び
まちづくりプロジェクトに携わる。
現在は、「過疎地再生と都市再生を同次元で捉える」というテーマを掲げ、高齢化率が40%を超える特別豪雪地帯の町、福島県三島町のまちづくりと、ビル空室問題、産業衰退問題などを抱える東京の神田・日本橋地域のまちづくりに同時に携わる。三島町においては、工芸、アートを核としたまちづくりプロジェクト「みしま工人郷」の立ち上げを始め、様々な指導を実施。
神田・日本橋地区では、「千代田SOHOまちづくり構想」の策定に参加。
これを民間主導で具現化するためのプロジェクト「RENプロジェクト」を立ち上げ、“ビル空室問題の改善”“良質なコミュニティの形成”“産業の振興”に同時に取り組む新たな職能「家守」を自ら実践する。
さらに、地域プロモーション等を目的としたカルチャーイベント「TDB-CE」の立ち上げ、運営に参加。2年目となる「CET04」では事務局長を務める。
現在は千葉県銚子市の地域再生マネージャー、新宿区歌舞伎町の家守事業立ち上げ指導等を担当。また、神田駅西口商店街振興組合の理事も務めている。
※家守(やもり)事業とは
家守とは、江戸時代に、地主に代わって宅地内の諸事を差配する職業でした。
家守は、資産管理者として賃料を確実に得るため店子の選定から起業育成、
町全体のマネジメントまでを担っていました。家守事業は、この家守の機能
の現代版といえます。
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